旦那へ不満を伝える前に考えてほしいこと
旦那に不満、ありますか?
「ない」と自信持って答える人がいれば、もしかしたらその人は仏の生まれ変わりかなんかでしょう。
今回は「あ〜むしゃくしゃして旦那に不満ぶつけたい!」と感情的になったときに、ぜひ読んで欲しい記事です。
恐らく多くのご家庭で、旦那へ直接不満をぶつけても暖簾に腕押し。解決に向かうどころか、反発を食らうということもあるのではないでしょうか?
そんな子育てママさんのために、「旦那へ不満を伝える前に考えてほしいこと」をSTEP1~4に分けてお話をしていきます。
ぜひ、旦那の行動を変えて根本的な問題解決に向かえるように、対策を練っておきましょう。
【STEP . 1】 不満の階層を見極める
【STEP . 2】 不満の原因を見極める
【STEP . 3】 不満の原因が他にないかを考えてみる
【STEP . 4】 具体的行動内容を伝えて解消方法を提案
ではひとつひとつ順番に見ていきましょう。
【STEP . 1】 不満の階層を見極める
あなたの旦那に対する不満は分類すると以下の階層に分けられるのではないでしょうか。
- 人間の根本に対しての不満
- パパに対しての不満
- 男に対しての不満
- 行動に対しての不満
上から下にいくに従って深刻度は低くなります。
今自分が持つ不満はどの段階に属するのか明確にしていきましょう。そうすることで、この不満についてどのように対処すべきかが見えてきます。
例えば、「行動に対しての不満」であれば、その行動が何であるかをリストアップし、伝えることが具体的対処法になります。
「男に対しての不満」のステージであれば、例えば「もっと痩せてほしい」など具体的な解決策を提示することで、不満の解消へのステップが見えてくるかもしれません。
【STEP . 2】 不満の原因を見極める
では、次は「何故、どこから不満が生まれたか」ということについて考えてみます。
これも大別すると、
・今までの小さな不満や疑問の積み重ね
・ある出来事がきっかけで不満が噴出
というところに分けられるのではないでしょうか。
これは感覚的にどっちかすぐに判断できると思います。
例えば、「お腹が出て太ってきている」という不満は、前から積み重なってきたものなのか、それとも今ある出来事をきっかけに不満になったのか、それ次第で不満の重大さとその不満を解消するエネルギーの質量も変わってきます。
【STEP . 3】 不満の原因が他にないかを考えてみる
さて、ここまで考えたところで、次はとっても大事なSTEPです。
【STEP . 1】→ 男に対しての不満
【STEP . 2】→ 今までの小さな不満や疑問の積み重ね
というSTEPできたとしましょう。
ここでもわかりやすいように例を出していきますね。
「旦那のお腹が出しなくビール腹になってきた。前からちょっと嫌だったけど、一向に直す気がなくてなんだかイライラする」
さて、こんな具合で不満が我慢できなくなったとしましょう。
あなたは旦那のお腹を見るたびに、眉間にシワがより、そのみっともない腹を思い切り棒で突きたい感情に駆られます。
ただちょっと待ってください!ここで実は一つ、とても大事なことがあります。
それは、あなたのこの不満が本当に旦那のお腹のせいなのかということです。
実は、今日なにか別にイライラする事があって、そのイライラが旦那のお腹に向かって噴出しているのではないでしょうか?
例えば、
「姑に小言を言われた」
「旦那の帰りがいつも遅くてイライラしていた」
など、他に原因があるのに、目の前の光景に囚われて問題が差し替わっていませんか?
もし、それがわからずに不満を解消しようとしても、筋違いとなってしまいますので、一度立ち止まってじっくりと考えてみてください。
【STEP . 4】 具体的行動内容を伝えて解消方法を提案
さて、ここまできたら最後のSTEPです。
どこかのCMでもやっていたように、男とは基本的にアホな生き物です。
ある生物学者の説によると、女性は生物学の先端であって男よりも生物学的に進化しているとかなんだとか。
そのため、面倒なのはごもっともですが、不満を解消するためにはこちらから「具体的行動内容付きの解消方法」を提案しなければいけません。
面倒くさいでしょう。でも、ここを考えることを旦那に任せておくと何度も同じことを繰り返す可能性があります。
今回の場合は、
「飲み会を減らしてビール腹を直してほしい」
「毎朝30分ランニングしてビール腹を直してほしい」
「100円均一でメジャーを買ってきてお腹の周りを測り、同じ年の速水もこみちのお腹周りと比べてショックを受け、ビールを断ってビール腹を直してほしい」
などのような具体的な案を出し、不満を伝えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夫婦のコミュニケーションは天の川を挟んで行う男女のコミュニケーションよりも通じにくいとはよく言われますが、それもそのはず、お互いに本当は考えるべき思考のステップをどうしたってめんどくさがるようになってしまうからなんです。
自分にも耳の痛い話です。
でも、本当に解決したいのであれば一歩一歩しっかりとやっていきましょう。